16 8月

介護職の勤務形態

仕事をする上で勤務形態にはシフト制と固定制というものがある。
シフト制というものは、勤務先が求める、または自分の都合に合わせた日数や曜日にスケジュールを組んで働くことで、アルバイトやパートなどで多い働き方である。
また、就業形態にもさまざまな種類があり、正社員をはじめパート、アルバイトなどがある。

介護職において多い勤務形態・就業形態は、パートやアルバイト、派遣社員でのシフト制である。
正社員で働くことは少なく、また正社員として働いていたとしても、仕事をする上での精神的・体力的なつらさや給与面での心配から離職率が高くなっている。
介護職には女性が多く働いており、結婚や子育てを契機に仕事を辞めてしまう場合も多く、そのことが正社員としての勤務を難しくさせているひとつの原因ともなっているが、アルバイトやパートといった形での勤務へ変更して子育てに支障のない範囲で働いて余裕が出るようになってから再度正社員として働くこともある。
介護職においての離職率を下げるために、正社員の給与の増額や短時間勤務の導入といった待遇改善が図られている。
介護職では登録だけしておいて派遣先が決まるたびに契約を結ぶ登録型派遣の働き方もある。
この働き方ができるのは、介護職のプロフェッショナルや介護職を目指している人が主に行う働き方であり、資格を持っている人や資格取得中の人に有利である。
介護職は常に人材不足でもあるので、登録型で契約が切れたとしても再度契約を結ぶことができたり、自分の都合にあった職場をすぐに見つけることができるメリットがある。